珪藻土とは?

 珪藻土は、海底・湖底で植物プランクトン(藻)が堆積し、長い年月をかけて化石化した土のことです。ナノサイズ(十億分の一)の小さな穴(細孔)を多数有するのが特徴です。日本全国様々な場所に存在し、年間何万トンという単位で採掘されています。一般的な用途は、ろ過材(工業用廃油のろ過・食品類のろ過・ビール製造時の酵母菌のろ過)、土壌改良材、農作物の苗床としての土、七輪の原料などとなります。
 農業の分野では、稲が太く育つなどの理由があり土壌に使用されたり、もみ殻と珪藻土を混ぜたものをイチゴの苗床として使われています。また、酵母菌のろ過に使われた珪藻土も土壌に使われたりします。近年では、廃油のろ過に使われた珪藻土の処分をどうしたら良いという問題も起こっており工業界での課題とも言えそうです。

住宅での珪藻土の使われ方

 建築では20年位前に着目し、使用されるようになってきました。理由は湿度コントロールという点です。
 日本の気候は、夏は湿度が高く、冬は乾燥し、1年間での変動が大きい地域です。また1日のなかでの変動も極めて大きく、快適な午前中と、不快な午後が混在する日もあります。この変動の中で、家の中だけは快適な湿度を保ちたいということが珪藻土を使う大きな目的になります。

人間が快適に過ごせる湿度は?

 日本のような湿度の変化が大きい地域で、快適な生活を送るには湿度のコントロールが重要になってきます。

>> 調湿の大切さをご覧下さい