2016.02.29
東京都大田区にある株式会社創建舎様の新築現場にて左官屋さんと施工の打ち合わせをしてきました。
今回のお家はありがたいことに壁も天井も全て湯布珪藻土仕様にしてくださっていまして
初めて湯布珪藻土を塗られる職人さんだったので下地処理の方法や材料の練り方、塗り厚の確認等を行ないました。
創建舎様の現場にお伺いさせてもらった時に驚いた事は道具や材料の整理整頓がとても素晴らしい事です。
限られたスペースの中で大工さんが3人と左官屋さんも2人入って作業をするので
それぞれが好きなところに道具や材料を置いて作業をするととっても効率が悪くなりますが
このように邪魔にならないところにきちんとまとめられていたのでとっても作業がやりやすかったです。
さらに素晴らしい事は次に入る左官屋さんがやりやすいように下地を作ってくれている事です。
なるべく石膏ボードのジョイントを減らすことでひび割れにくくなるし、パテを打つ量も減ります。
またなるべく塗りにくい細い部分を作らないような収まりをしてくれているので
後に入る職人さんはとても施工がしやすい状態です。
入る職人さんがお互い思いやりを持って施工すると、お家はとってもクオリティ高く
スムーズに進んでいくんだと大変勉強になりました!!
湯布珪藻土の施工打ち合わせの方も順調に進みました!!
速乾性のパテでジョイント部分とビス部分にパテを打ちます。
ジョイント部分はその上にファイバーテープを貼ります 。
ファイバーテープの上とビス部分に湯布珪藻土専用パテを打ちます。このときのパテは幅広く薄く打ちます。
これで下地処理は完了です
やはり通常の材料だと硬くてどんどん水を足してしまうと職人さんも言われていましたがこの珪藻土は我慢が必要です!!
塗り厚、塗り柄の確認をして無事に施工打ち合わせ完了です!!
湯布珪藻土の施工は常に今のベストのやり方を追求しているので逆に左官屋さんからもたくさんのアイディアをもらっていまして、今回もかなりのアドバイスを頂けて大変勉強になりました!!
創建舎の皆様ありがとうございました!!